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DPD コラム

SNSでは友達を増やせるが、失うこともある

 

昨今SNSを利用している方は多いかと思います。

筆者もSNSは利用していますが、最近ではFacebook , Google+ , Twitter , Instagram , miil , Foursquare , Linkedin , Tumblrなど、ありすぎといわれるほどたくさんのSNSが私たちの生活の中にはあります。

 

そこで今日はそんなSNSの使い方について、以下の3点について今一度皆さんと考えてみたいと思います。

 

・公開範囲、ちゃんと設定していますか?

・その写真、載せていいの?

・友達の友達は、友達?

 

・公開範囲、ちゃんと設定していますか?

ほとんどのSNSにはそれぞれ、公開範囲という設定項目があります。

この公開範囲によって、投稿を見る(ことができる)人を管理することができます。

最近になってようやく、利用開始して間もないユーザーに

「公開範囲はちゃんと設定していますか?」

というような表示がされるようになりましたが、その設定は自分で変更しなければ無制限に公開される(誰でも見られる)ようになっています。

 

SNSの公開範囲を無制限にしてしまうと、あなたの投稿が世界中のSNSユーザーに対して公開されてしまうので、顔写真や名前、学校や会社、その最寄り駅などを投稿してしまえば、誰もがあなたのプライベートを覗き見したり、追跡できるようになってしまいます。もちろん

「公開したくない情報は載せていません!」

ということでしたら無制限に公開するのも使い方として良いと思いますし、実際そういった使い方をする人も多くいます。ですが、そのリスクについてもよく知っておく必要があるでしょう。

 

・その写真、載せていいの?

最近では多くの人がSNSを利用しており、SNSに写真やアクティビティを投稿することが特別なことではなくなりつつあります。

しかしながらそれはまだ一部の人の考え方であって、全ての人がそうではないことを理解しておかなければなりません。

SNSを利用している人でも、自身の顔写真などは一切載せていない人もいます。そういった人の写真を本人の許可無く自身のSNSに公開してしまえば、トラブルの原因になってしまうでしょう。場合によっては大切な友人を失ってしまうかもしれません。

これは案外思いが至らないことかもしれませんが、極めて重要なことです。

 

最近よく聞くSNSのトラブルに、

「友人のSNSに自分の写真を勝手に載せられてしまった!」

というようなものがあります。

筆者の周りでも、

「結婚したことは親しい友人以外には黙っていたのに、式に参列した友人が結婚式の写真を全てSNSに公開してしまったため、結婚をあえて知らせていなかった人にも知られてしまった。」

というようなことがあったそうです。

もちろん友人にしてみれば、悪意などあるはずもなく、純粋に喜ばしい報告をしているつもりなのでしょうが、

一方で本人にとっては誰にでも知られて良いわけではないプライベートなことでもあります。良いことであるからといって、何でも公開していいことにはならない典型的な例であるといえます。

 

・友達の友達は、友達?

SNSの公開範囲には「友人まで公開」「友人の友人まで公開」といった設定方法がありますが、はたして「友人の友人」はあなたの「友人」でしょうか。

もちろん自身のSNSの設定で「友人の友人まで公開」にするのは悪いことではありません、それによって新たな交友関係を築くことも出来るでしょう。しかし、あなたの友人はそうではないかもしれません。

そこで自身のSNSに友人の写真やアクティビティを載せたいと思った時には、まず「載せてよいか」と「公開範囲」について本人に確認を取った上で載せる必要があるでしょう。

 

SNSは多くの人とのつながりや、思い出の共有、自身の考えやアイデンティティを全世界へ向けて発信できるすばらしいものではありますが、使い方によっては自身だけでなく知人や友人を危険にさらしたり、傷つけてしまいかねないものであることを、よく理解したうえで使う必要があるでしょう。